今年夏から10月にかけて粉ミルク・液体ミルクを測定しました。
市民としてはなぜ粉ミルクから放射性セシウムが検出されるのか？
原乳の地域によるものか？検出されないように製造できないか？と
疑問に思うわけですが、メーカーに問い合わせても詳細は公表されません。
また国の基準値（50Bq/kg)と比較すれば大幅に低い値であるため、
大きな問題意識をもっていないように感じられます。
しかしながら、レーベンスミルク（新生児～用）と比べ、
フォローアップミルク（１歳児近く～用）の方が必ずと言って
良いほど測定結果が多くなりますので、原乳を使い分けて
いるのではないかと推察しています。
福島原発事故から14年近く経ち、自然減衰があるので大きな傾向と
しては数値も少なくなるはずですが、これまでずっとNDであった銘柄が
突然検出されるようになったり、二桁だったのに三桁になったりと
心配な傾向も散見されます。
表示の単位は、mBq/kgです。 読み違えないようにご注意ください。
測定結果一覧表の上でワンクリックすると画像が大きく見やすくなります。
