H25/10~H26/12までの尿セシウム測定の結果です。
(N=302人、複数回測定した方は初回のみ集計対象)
宮城県の人数が増えたので単独表示に変更しました。
以前は、福島県に隣接する県として、茨城・栃木・群馬とともに表示していました。
Cs-137の平均値で、宮城県と福島県で逆転現象が起きています。
原因を次のように推測します。
福島県の増加分は、大部分が球美の里の保養の参加者で、比較的食事に気を付けている家庭が多く、高い値が出なかったため平均値が下落した。
宮城県の増加分は、角田市民放射能測定室経由が大部分で、
①食事に気を付けている、
②あまり気を付けていない、
③気を付けていない
の3グループから検体を出された。
②、③の方から高い値が出たため、平均値が大きく上昇しました。
尿中のCs-137の測定値は、居住地というよりも、食事に気を付けているか否かによって、大きな差がでるのではないかと考えています。
年齢別の平均値では、こどもが成人よりも高い数字でした。
性別の平均値では、男性が女性よりも高い数字でした。