こんにちは。
原発事故以来、放射能汚染を気にして、
「これは食べられそうにない」、「あれも我慢しよう・・」と
毎日、ストイックに、食べ物を規制する方に働いていた心が
ここ最近、リバウンドなのか
「これはいけるのではないか?」「あれはどうだろう?」と
チャレンジ精神に反転するようになってきました。
そしてそのチャレンジ精神が
まず目をつけたのが、「海苔」。
それも「”東京湾”で捕れた海苔」。
※今回用意した海苔は、今年1月~2月に収穫されたものです。
海苔は大変軽い検体のため、
測定用に用意するとなると、かなりの量が必要となり
コストもかかりすぎるため、
これまで実現を見送ってきましたが、
このたび、新宿代々木市民測定所では、
あえて挑戦してみよう!ということになりました。
海苔の重量をはかると、10帖(100枚)で約580グラム。
しかしこれは、外袋と、中の除湿剤も込みの重量なので
実際は、500グラムに満たない重さです。
結局、追加でさらに10帖購入して20帖(200枚)用意し
測定することにしました。
※測定には通常、食品1検体につき、1キロ以上をご用意いただいています。
ところが・・
海苔を粉々にして1リットルのマリネリ(容器)に入れてみたところ
詰めに詰めて、中を岩のように固くして詰め込んでも
10帖分(100枚)=約300グラムしか入りませんでした(泣)
貴重な検体予算を
何てもったいないことをしたんだろう・・と反省しながら
それなら、できるだけ時間をかけて、精密に測定しようということで
15万秒(42時間)にわたって測定しました。
そして、測定結果は・・
セシウム134がND (<0.59)
セシウム137がND (<0.72)
結果 NDでした。
東京湾の汚染度は
今後ますます高くなると予想されますが、
海苔に関しては、まだ汚染数値が出ないようです。
※ 測定値は、統計的な確率計算により算出されたもので、測定条件や測定器個体によって結果が変動する可能性があります。掲載された測定値は絶対値としてではなく、ひとつの参考値として参照下さい。