尿測定について
ゲルマニウム半導体検出器(HPGe)を使用して、ガンマ線スペクトロメトリーにより尿中の放射性セシウム(Cs-134、Cs-137)を測定します。
検出限界値は、尿2リットル、極精密測定で各核種ごとに0.04Bq/kgが目安となります。採取の仕方はこちらよりお送りする「尿中セシウム測定セット」の尿中セシウム測定案内書をご覧ください。
※ゲルマニウム半導体検出器で測定を行います。
※賛助会員の方を対象とした測定料金の割引は、ありません。
流れ
1.お申し込み
下記のお申し込みフォームに必要事項を書いて送信してください。
2.受付
受付の確認、測定料金の振込先をメールにてお知らせします。
3.料金のお振り込み
測定料金をお振り込みください。
4.測定セットの送付
測定料金の入金確認後に、ポリ容器他の測定セット(案内書・依頼書を含む)を宅配にてお送りします。
5.採尿・送付
ポリ容器に採尿し2L溜まりましたら、検体をクール宅急便にて送ってください。
6.測定報告
測定を行い報告書とスペクトル図をご指定の方法でお送りします。
料金
種別 | 測定料金(税込) | 検出限界の目安(尿中に含まれるカリウムの量により、若干の誤差がございます) |
---|---|---|
Aコース | 12,000円 | 0.08Bq/kg以下 |
Bコース | 24,000円 | 0.04Bq/kg以下 |
Cコース | 30,000円 | 0.025Bq/kg以下 |
※上記の測定料金には、ポリ容器代や検体などの往復の宅配便料金が含まれます。
※上記の検出限界は、尿2Lを測定することを前提にしていますので、できるだけ2Lご用意ください。
尿の量が少ない場合は、検出限界が上記の数字よりも悪くなる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
測定核種や注意事項など
検出限界は、Cs-137、Cs-134の各核種別で判定しています。
検出限界は、尿の量、カリウムの濃度などにより変わります。
尿検体について
検出限界値を上げないため、採尿に何日かかっても良いので尿検体量は2リットルでお願いします。
尿は1日のなかでも濃度などに差が出ますのでできるだけ丸1日の尿を採るようにしてください。
ただし、学校や仕事などで採尿がとぎれても仕方ありません。
尿は、測定終了後ただちに廃棄し、返却はいたしません。